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Salesforceのレコードをリストアする際に、検証ルールが無効になるのはなぜですか?
SysCloudでSalesforceのレコードをリストアする際に、検証ルール(バリデーションルール)が一時的に無効化される理由は、意図しないトリガーの発動やリストアエラーを防ぐためです。
例えば、管理者が「電話番号は10桁でなければならない」という検証ルールを後から追加していた場合、ルール追加前に作成された古いレコードをリストアしようとすると、その条件を満たさずリストアに失敗してしまう可能性があります。
こうした事態を防ぐため、SysCloudはリストア処理の直前に検証ルールを一時的に無効化し、リストア完了後に必ず再度有効化します(※リストアが失敗しても、有効化は確実に行われます)。
また、「顧客が作成されたら通知メールを送信する」といったルールが設定されている場合、リストア作業によって大量のメールが送信されるなど、望ましくない動作が発生するリスクもあります。
このような予期しない処理の発生や、リストアエラーの防止を目的として、SysCloudではリストア時に一時的な検証ルールの無効化を行っています。