SysCloudで、Microsoft 365のデータをアイテムレベルでリストアできますか？

はい、SysCloudバックアップアプリケーションを使用して、アイテムレベルでデータをリストアすることができます。アイテムレベルでリストアを実行するには、以下の手順に沿って操作してください。

STEP 1：管理者アカウントでSysCloudにログインします。

STEP 2：「アーカイブ」をクリックし、バックアップ・リストアのドロップダウンメニューから「Microsoft 365」を選択し、リストからドメインを選択します。

STEP 3：リストアしたいユーザーをクリックし、アプリのアーカイブを表示します。

STEP 4：アプリ名をクリックし、リストアしたいアプリ内の特定のアイテムを選択します。

OneDriveの場合：

（1） OneDriveから特定のファイルやフォルダをリストアする場合は、「OneDrive」をクリックします。

（2）リストアするファイルまたはフォルダを選択し、「リストア」をクリックします。

注意：リストアできるのはフォルダレベルもしくはファイルレベルのいずれかです。ファイルとフォルダを同時にリストアすることはできません。

（3）スナップショットの日時と、リストア先のアカウント（メールアドレス）を選択します。

デフォルトでは、データは同じアカウントにリストアされます。同一ドメイン内の異なるユーザーへリストアする「クロスユーザーリストア」も可能です。

（4 ）すべての共有権限を保持したままリストアする場合は、「共有権限を保持した状態でリストア」のチェックボックスを選択します。（このオプションをオフにすると、元ファイルの共有者はリストアされたファイルにアクセスできなくなります）

新しいフォルダにデータをリストアしたい場合は、「リストア用の新しいフォルダを作成」のチェックボックスを選択します。（このオプションをオフにすると、データは元の場所にリストアされます）

連絡先の場合：

（1）特定の連絡先をリストアする場合は、「連絡先」をクリックして、選択したユーザーの連絡先アーカイブに移動します。

（2）リストアしたい連絡先またはフォルダを選択し、「リストア」をクリックします。

Outlookの場合：

（1） Outlook内の特定のメールやラベルをリストアする場合は、「Outlook」をクリックし、選択したユーザーのOutlookアーカイブに移動します。

（2）リストアしたいメールやラベルを選択し、「リストア」をクリックします。

注意：リストアできるのはメールもしくはラベルのいずれかです。メールとラベルを同時にリストアすることはできません。

（3）スナップショットの日時と、リストア先のアカウント（メールアドレス）を選択します。

（4）メールをカスタムラベルにリストアする場合は、「カスタムラベルへリストア」のチェックボックスを選択します。（このオプションをオフにすると、データは元の場所にリストアされます）

カレンダーの場合：

（1）特定のカレンダーもしくはイベントデータをリストアする場合は、「カレンダー」をクリックし、選択したユーザーのカレンダーアーカイブに移動します。

（2）リストアしたいカレンダーデータを選択し、「リストア」をクリックします。

注意：リストアできるのはカレンダーレベルもしくはイベントレベルのいずれかです。カレンダーデータとイベントデータを同時にリストアすることはできません。

（3）スナップショットの日時と、リストア先のアカウント（メールアドレス）を選択します。

STEP 5：リストアレポートに表示するコメントを追加し（任意）、「リストア」をクリックして実行します。

リストアの進捗状況は、「レポート＞ Microsoft 365 ＞リストアレポート」で確認できます。