削除されたHubSpotのレコードをSysCloudでリストアする際に制限事項はありますか?
SysCloudでは、HubSpotのAPIの制限により、削除されたレコードを元のレコードIDでリストアすることはできません。
そのため、削除されたレコードはすべて新しいレコードIDでリストアされます。その結果、レコードIDをフィルタ条件として使用するアクティブリストやワークフローに影響が出ます。
管理者は、ワークフローやアクティブリストにレコードを再登録するために、手動でフィルタを確認し、変更する必要があります。
削除されたリストのリストアにおける制限事項
HubSpot APIの制限により、HubSpotアカウントにフォルダが存在していても、リストを親フォルダにリストアすることはできません。
例えば、「顧客リスト」という名前のフォルダに6つのリストが含まれているとします。
このうち「非教育機関顧客」という名前のリストが削除されたとします。このリストをSysCloudを使ってリストアすると、「顧客リスト」フォルダがHubSpotアカウント内に存在していても、元のフォルダにはリストアできません。
フォームのリストアにおける制限事項
すべてのHubSpotフォームには、フォームを送信したすべての連絡先と送信日時が表示される「送信」というセクションがあります。
HubSpot APIの制限により、SysCloudではフォーム送信を元の送信日時でリストアすることはできません。代わりに、送信日時としてリストア日が表示されます。ただし、名前やメールアドレスなどの連絡先情報は影響を受けず、そのまま残ります。
例えば、あるコンタクトが2022年7月22日にフォームを送信したとします。このフォームが削除され、2022年09月03日にリストアされた場合、リストアされたレコードには送信日として2022年09月03日が表示されます。