リストアオプションの「レコードを上書き」を選択するとどうなりますか?
- オブジェクト全体または特定のレコードを特定の時点にリストアする際に、リストアオプションの「レコードの上書き」を選択した場合、そのオブジェクトの既存のレコードは、選択したスナップショットデータで上書きされます。
これは、HubSpot側で削除されたレコードがリストアされるだけでなく、変更されたレコードも以前の時点にロールバックされてしまうのでご注意ください。
そのため、管理者は「レコードの上書き」を選択する際には慎重に行ってください。
- 「レコードを上書き」が選択されていない場合、削除されたレコードのみがリストアされます。既にHubSpotに存在するレコードはリストア時にスキップされ、選択したスナップショットに変更されたバージョンが存在していても無視されます。
- 例えば、オブジェクト「コンタクト」に500件のレコードがあると仮定します。
このうち50件のコンタクトレコードがHubSpotアカウントから削除され、さらに100件のレコードが変更されているとします。
この状態で、「レコードを上書き」にチェックしてリストアを実行すると、オブジェクト内のすべてのレコードが選択した時点にロールバックされ、150件のレコードがリストアされます。(削除された50件のレコードがリストアされ、変更された100件のレコードが上書きされます)
一方、「レコードを上書き」にチェックを入れない場合、削除された50件のレコードのみがリストアされます。変更された100件のレコードは、すでにHubSpotに存在しているため、リストア中にスキップされます。